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【ユーミーコーポレーション株式会社】レブナイズの経営窮地を支えた影の立役者~スポーツ支援で地域に恩返し~

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レブナイズの経営窮地を支えた影の立役者
スポーツ支援で地域に恩返し

鹿児島レブナイズを応援するスポンサー企業の事業や人物を深掘りして、レブナイズとの関わりや企業の魅力を再発見する新企画。

今回は、ユーミーコーポレーション株式会社  代表取締役の弓場 昭大 氏にお話をお聞きしました。鹿児島に根ざして60年以上、地域と共に発展してきたユーミーコーポレーション株式会社の3代目社長を務める弓場 昭大 氏。今に至るまでの事業展開の背景ほか、レブナイズの経営窮地を救ったエピソードや想いなど、弓場氏目線から見たレブナイズを知ることで、よりチームへの愛情を感じる内容となっております。今のレブナイズを語る上では外せないキーマンの熱い想いをお届けします。

【ユーミーコーポレーション株式会社】  代表取締役 弓場 昭大 氏

インタビュアー:【タレント兼れぶじょメンバー】中島 身依 氏

 

中島さん:早速ですが、弓場さんが社長を務める、ユーミーコーポレーション株式会社の事業内容を教えてください。

弓場さん:鹿児島の人なら一度は名前を聞いたことがあるかと思いますが、ユーミーマンションという賃貸マンションを展開していて、建築、不動産管理、ノウハウを活かしたフランチャイズチェーンという3本柱がメインの事業となっています。

中島さん:鹿児島で60年以上の歴史ある会社だとお聞きしております。

弓場さん:今年で65年目になりますね。

中島さん:県外展開もしているとか。

弓場さん:支店は熊本、京都、栃木、山梨にあります。フランチャイズチェーンとしては全国に展開しています。

中島さん:鹿児島県民としてユーミーマンは幼い頃から馴染みがあります。特にCMが大好きで、人生のステージに合わせて暮らす家が変化していくストーリーが素敵ですよね。

弓場さん:あのCMは古いんですが、皆さまがいいねと言ってくださるので変えられずに、ずっと愛されるCMになっています。

中島さん:鹿児島レブナイズとユーミーコーポレーション、または、弓場社長とのつながりについてお伺いします。とても深いつながりがあるんですよね?

弓場さん:そうですね。全部話すと尺が足りないほどなんですが、現オーナーの山﨑社長(株式会社Wiz)と出会う前の話です。レブナイズが経営不振ということで、いろんな関わりのなかから私がオーナーになることとなりました。その時はなんとかなるだろうとは思っていましたし、応援したい気持ちがあったので、「3年間で立て直す」ということを選手たちにも話してオーナーを引き継ぎました。ですが、スポーツの世界は甘くないですね。かなり苦労しながら、4年目で自分だけでは支えきれないと判断したときに、現オーナーの山﨑社長と出会いました。「後は僕がやります」という心強い言葉をいただき、オーナーを引き継ぎ、現在は山﨑社長オーナーの元、私は球団の会長という立場でチームを支えています。そしてユーミーコーポレーションはスポンサーとしてレブナイズを応援しています。

中島さん:レブナイズが一番苦しい時期から影の立役者として支えて、ずっと応援してくださっているんですね。

弓場さん:そうですね。ただ、私が知っていた時代と今とではチームは全く違いますね。連戦連敗でメディアにも取り上げていただけない時期もありましたが、今では毎日のようにメディア関係者が押し寄せるチームになりました。良いご縁とともに引き継ぎができたなという実感があります。

中島さん:弓場社長の支えがあったからこそ、今のレブナイズがあるといっても過言ではありませんね。今はスポンサーの立場からどのようにレブナイズを見ていますか?

弓場さん:本当に強くなりましたし、B1が見えてきている状況ですよね。私の時は、B3からB2に上がろうという目標は掲げていましたが、チーム力が足りなかったのは事実です。それを考えると今は全然違いますね。西原商会アリーナを満席にするのが目標でしたが、それを達成するとは思っていなかったです。県総合体育館すら満席にするのは困難だったのに、一昨年前には満席に。昨シーズンの開幕戦では、西原商会アリーナも満席。思わず泣きそうになりましたね。

中島さん:思いもひとしおですよね。弓場社長は、鹿児島レブナイズ以外にも鹿児島のさまざまなスポーツチームを応援していらっしゃいますよね。その理由は何なのでしょう?

弓場さん:一番はスポーツが好きだからです。私はこの会社の3代目で、2代目の父の時代は紆余曲折な会社経営でした。今ではユーミーコーポレーションといえば安定した企業だと思ってくださる方が多いかと思いますが、私が幼い頃は本当に貧乏で、お小遣いなんてもらったこともない、4畳半一間の長屋に家族で暮らしていました。何回も倒産の危機があり、借金も膨らむばかりのなか、父はたくさんの方に支えられて経営存続できました。では、自分がその恩返しをどこでできるだろうかと考えた時に行きついたのが“地域貢献”だったんです。地域で頑張っているプロスポーツチーム、若者たちに貢献することが自分にできることだと思いました。おかげさまで今の会社があるからこそ、そういった支援活動ができています。

中島さん:私も一鹿児島県民として、地元開催のスポーツを観戦するたびに熱量を感じ、こんなにエキサイトできることがあるんだと、大人になった今でも思います。それをサポートしてくださるユーミーコーポレーションには感謝しかありません。

ここまではレブナイズとのつながりについてお伺いしましたが、ここからは弓場社長自身について根掘り葉掘り聞いていきたいと思います。まずは、弓場社長が大切にされている言葉や座右の銘などがあれば教えてください。

弓場さん:鹿児島人なので西郷隆盛に敬意を表して「敬天愛人」という言葉を大切にしています。天を敬い、人を愛すというのはシンプルで良い言葉なので、座右の銘にしています。

中島さん:まさに天命を全うして人を愛す、地域に貢献するという弓場社長の姿が見えてきます。これまで、幼少期のお話などもありましたが、経営において特に印象的なエピソードはありましたか?

弓場さん:あまり大変だったという印象は正直ありません。私の社会人経験のほとんどがこのユーミーコーポレーションです。営業マンとして入社した32年前はまだまだな状況でしたが、会社の成長時期に入社したという背景もあり経営で苦しいと思ったことはありません。私の父はとても個性的な人で、あの父の後を継ぐのは大変だろうとよく言われていましたね。私が30歳の時に役員になり、41歳で社長交代。あまりにもタイプが違いすぎるがゆえに引き継ぎも楽でした。ただ、結果を残さなくてはいけないという課題はありました。会社の規模が大きくなり社員の数も増え、その生活を守る責任がある。その重い責任があるからこそやりがいがありますし、やれることの幅が広がる。そういう意味では、プレッシャーやストレスよりもやりがい、楽しさのほうが上回っています。

中島さん:会社もいわばレブナイズと同じでチームで、弓場社長は監督のような立場で個性を活かしながら全体をまわしていく役割だと思います。そういう立場として気を付けていることは何かありますか?

弓場さん:自然体ですかね。特にこうして動こうと思うとダメな気がしていて、私は自然のままでいようと思っています。もしかしたら社員に対して、時代にそぐわない言い方をしているかもしれないんですが…。その時に思ったことをそのまま言うので、これを言っちゃいけない、言っていいというのも決めていなくて、言った後にもしかして今のは失言だったかもと思うこともあります。だからこそなんでも話せると思っています。

中島さん:まさに家族のように腹を割って話せるというわけですね。

弓場さん:社員を家族と言ってしまうと照れる部分もありますが、本当にそう思っています。

中島さん:なんだか愛情を感じますね。弓場社長のお休みの日の過ごし方や趣味などはありますか?

弓場さん:一番の趣味はゴルフですね。休みの日にというよりは、平日に時間をつくってしています。あと、ダーツが大好きで一時期プロを目指してやっていたんです。ダーツってプロの世界があるんですよ、あまり知られていないかもしれないですけど。

中島さん:マイダーツもお持ちなんですか?

弓場さん:それもよく質問いただくのですが、ゴルフやっている人に「マイクラブ持ってますか?」て言わないじゃないですか。もちろん私は24時間ダーツを持ち歩いてます。

中島さん:そうなんですね!幼いころからスポーツをしていたんですか?

弓場さん:バレーボールとボクシングをしていました。中学生までバレーボール、それ以降はボクシングですね。

中島さん:そうだったんですね!ずっとスポーツには関わりがあったんですね。

弓場さん:スポーツは大好きです。しかし自分には秀でたものがなかったので、プロの選手たちを応援したい気持ちが強いんです。

中島さん:レブナイズで推しの選手はいますか?

弓場さん:もちろん全選手応援してますが、私がオーナーをしている時からいる藤田選手です。引退や移籍などあるなかで、ずっとレブナイズで活躍してくれている藤田選手以外、私の立場では言えないですね。

中島さん:藤田選手のどういうところが推せるポイントですか?

弓場さん:ひたむきなところですかね。たまに試合終盤に気持ちが入りすぎて要らないファールをしてしまう時もありますが…。スター選手というポジションではないですが、ずっと裏方でチームを支えてくれている選手だと思います。ずっと試合に出続けてくれていることは私にとっても嬉しいことですし、良い選手なんだなと感じますね。

中島さん:今後レブナイズに期待することはなんですか?

弓場さん:一つはB1に上がることを願っています。B1のハードルって高いですよね。大変だと思いますが上がってほしいなと思い応援しています。もう一つは、山﨑オーナーもおっしゃっていますが、レブナイズというコンテンツが鹿児島の中心にいて、そこからスポーツだけでなく経済の中心になっていってほしいという思いです。その動きを実際に進行していて、この取材もその一環だと思いますし、鹿児島レブナイズというチームがただのプロバスケットボールチームとしてだけでなく鹿児島経済の中心となって、鹿児島がレブナイズとともに成長していけると皆さまにも思ってもらえれば最高です。そしてそれを見届けたいんです。

中島さん:最後に、社長が考えるユーミーコーポレーションの展望、チャレンジしたいことをお聞かせください。

弓場さん:今、私が54歳です。50歳を過ぎた頃から会社を大きくしようというよりは、次に引き継いでいこうという気持ちが強くなり、その中で一番の夢が、89歳まで生きていたいんです。なぜなら89歳になる時が会社の100周年になるからです。100周年を見届けることができれば自分も長生きしたことになりますし、経営者として最高の幸せなんだろうなと思います。

中島さん:最後にみなさまに一言お願いいたします。

弓場さん:鹿児島レブナイズはこれからまだまだ発展すると思いますので応援してください!よろしくお願いいたします!

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