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鹿児島レブナイズを応援するスポンサー企業の事業や人物を深掘りして、レブナイズとの関わりや企業の魅力を再発見する新企画。
今回は、鹿児島トヨタ自動車株式会社 取締役副社長の 諏訪 純 氏にお話をお聞きしました。鹿児島レブナイズのラッピングカー制作や試合観戦のパブリックビューイング会場として社屋を開放するなど、ファンとレブナイズをつなぐ広報的役割も大きく担っている企業。東京出身者から見た鹿児島の印象や、バスケ観戦の楽しみ方、プライベートなど幅広く人柄を深掘りしていきます。地域を盛り上げる“仲間”としての想い、ファンの熱量を鹿児島のエネルギーにする取り組みについても語っていただきました。
インタビュアー:【タレント兼れぶじょメンバー】中島 身依 氏
中島さん:早速ですが、自己紹介をお願いします。
諏訪さん:鹿児島トヨタ自動車株式会社の諏訪 純と申します。出身は東京ですが、2015年に鹿児島トヨタに入社して10年になります。良いご縁をいただいて鹿児島にやってきて、これを天命だと思っていますので、鹿児島の皆さまのために、地域社会のために仕事をし続けてまいります。
中島さん:ご出身は東京なんですね。
諏訪さん:そうですね。生まれも育ちも東京で30年ほどおりました。
中島さん:そんな諏訪さんから見た鹿児島の良さはどういったところでしょうか?
諏訪さん:1番に人が温かい。気候も温かいのですが、自然も豊かですね。特に初めて見た時に感動したのは桜島でした。こんな魅力を全国にどんどん発信していきたいと思いますね。
中島さん:鹿児島トヨタ自動車株式会社の事業内容について教えてください。
諏訪さん:鹿児島トヨタは1942年に創業し、今年で83周年を迎える歴史ある自動車販売店です。2024年の1月にネッツトヨタ南九州と統合して、鹿児島全域に29拠点を展開する県内最大規模の自動車ディーラーになりました。自動車業界が100年に一度の大変革期と言われている中で、弊社はクルマ屋からモビリティカンパニーへの変革を目指しています。私たちはモビリティを「ヒト・モノ・情報・エネルギーが移動することで生まれる新たな価値」だと考えています。クルマの販売・メンテナンスはもちろん、移動手段としてのクルマにとどまらず、「モビリティを通して地域やお客様のお役に立つ」というビジョンを掲げてます。
中島さん:クルマを通してヒトと社会、ヒトとヒトをつなぐ架け橋のような存在ですね。レブナイズをスポンサーとして応援している理由を教えてください。
諏訪さん:鹿児島トヨタは地域社会との結びつきを重視しています。鹿児島レブナイズが掲げる「鹿児島を動かす新たな“チカラ”となる」という使命、「地域の繁栄とスポーツ文化の発展に貢献する」という決意に共感しまして、ともに地域を盛り上げたいという思いからスポンサーとして応援しています。
中島さん:そうなんですね。先日は本社社屋にてパブリックビューイングのイベントも開催されていましたね。
諏訪さん:レブナイズの試合を観戦するパブリックビューイングイベントを初めて開催いたしました。昨年の12月に竣工した新社屋を知ってもらえる良い機会になったと思います。
中島さん:私もSNSで拝見しましたが、すごい盛り上がりでしたね!
諏訪さん:想定よりもたくさんの方に来ていただき、ブースターの皆さまの声援で盛り上がって、とてもいい空間が出来上がったと思います。
中島さん:まさにスポーツとヒト、鹿児島をつなぐスポットにもなりうる場所ですね。今後もこのようなイベントを開催されるのでしょうか?
諏訪さん:継続してやっていきたいと思っています。
中島さん:今後の取り組みも楽しみにしております!レブナイズのスポンサー企業になった後、何か変化はありましたか?
諏訪さん:スポンサー活動を通じて地域の方々・ブースターの皆さまとの交流が増え、スポンサー企業同士の連携も生まれ、バスケを通じた新しいネットワークが広がりました。また、社員の間でもレブナイズを応援することで一体感が生まれ、スポーツ文化に対する感度や地域貢献への意識が高まっています。
中島さん:そうなんですね。諏訪さんの推し選手を教えてください。
諏訪さん:AJ選手がかっこいいですね!冠試合でMVPを手渡しさせていただいたのですが、若いのにあれだけの迫力を持っていて素晴らしい選手ですし、鹿児島のために戦ってくれていることを誇りに思います。
中島さん:AJ選手がコートに入ると何かやってくれるんだろうなという期待感とともに、あのダンクシュートからはパワーを感じますよね!ここからは諏訪さん個人についてお伺いしたいと思います。諏訪さんが大切にしている価値観や座右の銘などはございますか?
諏訪さん:座右の銘は「不易流行」です。先達たちから受け継いだ理念など、時代を超えても変わらない普遍的な真理や原理原則を守りながら、時流の変化に柔軟に適応することを大切にしていきたいと考えています。
中島さん:これまでのキャリアの中で、印象的だったことや転機になったエピソードはありますか?
諏訪さん:2019年に未来事業研究企画室の室長を任命された際、従来の自動車販売業から脱却し、地域の新しい移動価値を創造するプロジェクトに取り組みました。歩行領域のパーソナルモビリティの導入や離島における超小型BEVのシェアリングサービス、地域の移動課題に向き合う取り組みなど、これまでにない視点でチャレンジしたことが、大きな転機となりました。その経験が、「地域の移動を支え、新しい価値を提供する」という現在の弊社の想いやローカルモビリティの活動につながっています。
中島さん:続いて、仕事から離れてプライベートや休日の過ごし方などを教えてください。
諏訪さん:ゴルフが趣味なんですが、なかなか時間が取れず行けてないですね。休日はもっぱら小学生の息子と一緒に遊んで、体力を奪われながらもリフレッシュできています。
中島さん:子育て真っ盛りなんですね!どういった遊びをしているんですか?
諏訪さん:卓球したりチャンバラごっこしたり。子どもが思いついたことをなんでもといった感じですね。一緒になって汗をかきながら遊んでいます!
中島さん:そうなんですね。これからは未来の展望についてお伺いします。鹿児島トヨタ株式会社が目指すビジョンや新たな挑戦について教えてください。
諏訪さん:新たなモビリティ社会の到来に向けて、自治体や多様な主体の皆さまと連携して地域課題を解決する取り組みを進めています。安心・安全なクルマの普及はもちろん、環境や防災・減災に関する取り組み、交通弱者の移動支援やトヨタ式カイゼンを応用した一次産業の支援など、地域のニーズに応じた新しい価値を提供し、鹿児島をさらに元気にすることが目標です。また昨年竣工した新本社屋「Mobility SQUARE」も新たな挑戦の一つです。モビリティ・エネルギー・コミュニティの3つのコンセプトの頭文字「MEC」をとって、弊社が地域の「MEC ハブ」になることを目指しています。たとえば、レブナイズの試合のパブリックビューイングもコミュニティ活動の一環です。
中島さん:まさに鹿児島を引っ張って盛り上げていく企業の代表ともいえますね。スポーツ分野でも社会を明るく照らす存在であってほしいなと思います。今後、レブナイズに期待すること、あるいは一緒に実現したいことはありますか?
諏訪さん:以前聞いた、鹿児島レブナイズが「鹿児島の地域創生のセンターピンになる」というフレーズが印象に残っています。レブナイズとは、スポーツを通じた地域活性化や鹿児島の地域経済を盛り上げる企画をともに取り組んでいきたいです。弊社もレブナイズと一緒にドリームキャラバンという小学生に夢や希望、可能性を感じてもらえるような活動をしております。人口流出の多い鹿児島県において、特に若い世代が地域で活躍し成長できるコミュニティの基盤づくりを一緒に実現できればと思っています。
中島さん:最後に、皆さまにメッセージをお願いいたします。
諏訪さん:地域を愛し、未来をともに創り上げる仲間として、鹿児島レブナイズを応援しています。鹿児島を元気にするためにともに頑張りましょう!VAMOS!
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