鹿児島の離島！第3弾～日本の歴史を感じよう～

島紹介コラム第3弾！鹿児島県の南部に位置する村、三島村（みしまむら）。今回はその近辺に位置する黒島・竹島・硫黄島の紹介です！美しい海岸線や島々も点在しており、自然環境が豊かな地域となっています♪ぜひ最後までご覧ください！

＜鹿児島の離島！第3弾～日本の歴史を感じよう～＞

黒島～戦争の歴史を学ぶことができる島～

黒島は、鹿児島市内から南西約100kmにある三島村の西部に位置する島で森林が多く、季節の移り変わりを目にすることができます♪椎茸や大名竹などの収穫に恵まれ特産品として出荷しているほか、「みしま牛」の育成が盛んな島です！JR鹿児島中央駅から鹿児島港へ向かい、そこから約5時間の船旅を経て黒島に到着です。

太平洋戦争末期、黒島は本土から出撃した特攻機の飛行ルートでした。黒島の近海などに相次いで不時着した特攻機もあり、島民たちが救助し手厚く保護したといいます。その出来事から、2004年に戦友の慰霊と平和の祈りを込めて特攻平和観音像が建立されました。悲惨な戦争を後世に伝え、平和を発信するために、毎年平和祈念祭が行われています。「黒島平和公園」には平和の鐘、平和祈念御和讃石碑、水かけ地蔵などがあります。

竹島～日本の歴史を感じることができる島～

竹島は、島全体が竹（リュウキュウチク）に覆われた、起伏があまりない平坦な島です。緩やかな丘陵地に広がる牧場には、牛が放牧されています。海岸のほとんどが絶壁で、島を囲む海は透明度が高く、魚の泳ぐ姿をはっきりと見ることができます！釣りはもちろん、ダイビングスポットとしても人気を集めています。JR鹿児島中央駅から鹿児島港まで向かい、そこから船で約3時間で到着です♪

竹島には縄文時代後期の遺跡地があり、三千年以上前から人が住んでいたものと思われます。三島村指定文化財の聖大明神社や、1584年に造られた六地蔵、島独特の墓石群など、日本の歴史を肌で歴史を感じることができます♪